普段、あまりテレビを見ないので、見たいドラマを見るのも、録画してしばらく置いてから…になってしまうので、世間よりワンテンポ遅れがちなクマ子…(;´・ω・)
例年の大河ドラマなら、放送終了間際か、下手すると放送終了後に「大河ドラマ館に行っておけばよかった…」と、いつも恐竜並みの反応速度で後悔しています(;^ω^)
そこで‼
酷暑なのに、海にも温泉にも何だか行きずらかったコロナの今夏、少し感染者が減少傾向になりつつあったタイミング(お盆過ぎ)に、生まれて初めて、NHK大河ドラマ館(岐阜県)なるところに行ってきました❕
2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」主人公の明智光秀が生まれ育った土地…ということで、岐阜県には、大河ドラマ館は3ヶ所設営されています。
麒麟がくる ぎふ恵那 大河ドラマ館
「本能寺の変」を起こした人物として、
また天下統一を目前にした織田信長を謀反により倒した人物として、
いろいろな意味で日本史の中でも有名な「明智光秀」ですが、その前半生はわからないことが多く、謎に満ちています。
そのため、光秀生誕の地…と言われる場所も、実は数か所あります。
この岐阜県恵那市明智町も、その一つですが、町の名前からして「明智町」でもあり、明智と名乗る一族が住んでいたことは間違いないようです。
ここには「明智城跡」「光秀母・お牧の墓」などがあります(時間がなくてそこまでは行けませんでしたが)。
そのゆかりから、この地に、大河ドラマ館が設置されています。
この恵那市明智町は、大正時代に製糸工場がたくさんあったそうで、その当時の街並みも残されています。
なかなかの、いい雰囲気の中を歩いていきます♬
大河ドラマ館があるのは「大正ロマン館 」の一階です。
展示は主に「麒麟がくる」の劇中で使われていた衣装や道具などです。
熱心なファンなら「あっ、あのシーンで見た衣装だ❕」と、心ときめくような仕掛けになっています。
カメラのフラッシュを点灯させて写真を撮ると、違う画像が撮れる仕掛けのスクリーン☟
戦国大名の紋が入れられている旗が並ぶと、ちょっと嬉しい。
思わず写真を撮ってしまう(笑)。
ドラマ館自体は、面積も小ぶりで短時間で見終わることができますが、町の雰囲気がとてもいい場所です。
明知鉄道の終着駅でもあり、自然の風景が広がりつつも、町は適度に開けています。
暑くない時期に、ゆっくり散策しに来たい…と思いました(*'▽')
《ぎふ恵那 大河ドラマ館・案内》
〒509-7731 岐阜県恵那市明智町1304-1 大正ロマン館1階
電話番号 0573-26-2111
開催期間 2020年1月11日(土)~2021年1月11日(月祝)
休館日 2020年12月31日・2021年1月1日
時間 9時~17時(最終入館は16時半まで)
駐車場 大正村駐車場または大正ロマン館駐車場を利用(無料)
料金 大人400円 中学生以下無料
(大正ロマン館との共通券などがあります。詳細はHPでご確認ください)
明知鉄道「明智駅」から徒歩10分。
麒麟がくる ぎふ可児 大河ドラマ館
岐阜県で2つ目に訪ねた大河ドラマ館は、可児市にあります。
実はこの地も、明智光秀生誕の地と言われており、市内を走る名鉄広見線には、またもや「明智」駅が存在します。
その地名からも、恵那市と同じく、明智一族が住んでいたのは間違いないようで、また、光秀が仕えていた斎藤道三の稲葉山城にもさらに近く、生誕の地としてはかなり有力なのではないかと思われます。
こちらも、明智城跡や明智一族の墓所と言われているお寺(天龍寺)があります(やはり、時間がなく行けていませんが…)。
大河ドラマ館は「花フェスタ記念公園」に設営されています。
ここも、暑さがなければ、ゆっくりお花を楽しめたのに…と思われるような場所でした。
この大河ドラマ館のメインは、本能寺の変にいたるまでの流れを中心とした光秀の生涯を書いたパネル展のようです。
ですが、私が一番すごいと思ったのは、本能寺の変後、光秀が豊臣秀吉と対決した、天下分け目の戦いと言われる「山崎の戦い」を描いた屏風(大阪城に展示されているものの複製)でした。
スタッフの人が、どこにどの武将がいる…ということを教えてくださったので、とても興味深く見ることができました。
光秀が、とても信頼していた家来である藤田伝吾も描かれていて、胸に迫ってくるものがありました。
このシーンは、大河ドラマ「麒麟がくる」のクライマックスで、見るのが辛いだろうな…と今から思っています(ノД`)・゜・。
《ぎふ可児 大河ドラマ館・案内》
〒509-0213 岐阜県可児市瀬田1584-1
花フェスタ記念公園 明智光秀博覧会 会場
電話番号 0574-60-5531
開催期間 2020年1月11日(土)~2021年1月11日(月祝)
時間 9時~17時(最終入館は16時半まで)
休館日 年中無休(予定)
駐車場 有(一回310円ゾーンと無料ゾーンがあります)
料金 大人600円 小中学生以下300円
(岐阜県内の他の大河ドラマ館のチケットの半券を提示すると、入場料割引などの制度があります。詳細はHPでご確認ください)
名鉄広見線「明智駅」から徒歩28分。
麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館
さて、岐阜県で最後に訪れた大河ドラマ館は、岐阜城(稲葉山城跡)にある「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」です。
岐阜市歴史博物館2階に設置されているだけあって、岐阜県の三つの大河ドラマ館のうち、一番広いです。
美濃三傑…と言われる織田信長・斎藤道三そして明智光秀…を中心に展示されています。
中でも、町屋や楽市楽座を再現したジオラマがよかったです。
岐阜県内の大河ドラマ館の中では展示も充実していて、一番おすすめで、一ヶ所しか行く時間がない…という方は、ここだけは、必ず行っていただきたい大河ドラマ館です。
また、金華山ロープウェイで上っていくと、織田信長の「天下布武の城・岐阜城」に行くことができます。
…というか、クマ子のここでのお目当ては、「岐阜城」であり「金華山ロープウェイ」だったので、大河ドラマ館がある、岐阜市歴史博物館の写真を、すっかり取り忘れております(・ω・)💦
「岐阜城」に関しては、次回の記事で取り上げたい…と考えています(*'▽')✨
《岐阜 大河ドラマ館・案内》
〒500-8003 岐阜県岐阜市大宮町2丁目18-1 歴史博物館
電話番号 058-201-3838
開催期間 2020年1月11日(土)~2021年1月11日(月祝)
時間 9時~17時(最終入館は16時半まで)
休館日 年中無休(予定)
駐車場 大正村駐車場または大正ロマン館駐車場を利用(無料)
料金 大人500円 小中高校生以下200円
(岐阜県内の他の大河ドラマ館のチケットの半券を提示すると、入場料割引などの制度があります。詳細はHPでご確認ください)
JR及び名鉄「岐阜駅」から、岐阜バス「岐阜公園歴史博物館前」下車
まとめ
岐阜県内にある三つの「麒麟がくる大河ドラマ館」をご紹介しました。
コロナの影響で撮影が中断し、放送には少しインターバルが空いてしまいましたが、人気の大河ドラマでもあり、なんとか当初の予定通り、全44話が放送されることを願うばかりです。
※尚、岐阜県内の「麒麟がくる大河ドラマ館」は全て、チケットを買う前に、検温・手指の消毒及び、連絡先の提出が必要になります。
マスクを忘れてしまうと入場できませんので、お気をつけくださいね✨
最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>