別ブログ「クマ子の奈良歩き」でいつも、奈良県のことを紹介させていただいているクマ子です。
…が前回は、この「クマ子の卒母DIARY」ブログ上で、奈良県について自由に書かせていただき、現在の自分の奈良県内のお気に入りスポット3位をご紹介いたしました☟
今回は、この続きである、奈良県内のお気に入りスポットをご紹介させていただきます✨
第2位 明日香村
ではまず、2位から。
奈良県明日香村は、それほど広い村ではありませんが、飛鳥時代の寺社仏閣・遺跡・古墳などがたくさん残っており、まさに歴史の宝庫といえる村です。
我が国最古と言われる「飛鳥寺」。
創建時は「法興寺」と呼ばれ、蘇我馬子によって建てられた…と伝えられています。
また、本尊の銅造釈迦如来坐像は「飛鳥大仏」の名で知られる日本最古の丈六仏です。
このお姿を見ていると、飛鳥様式がどういったものかが、何となくわかるような気がしてきます(*'▽')
飛鳥時代末か奈良時代初めに、僧・義淵(ぎえん)が、草壁皇子の跡地に建立したと伝わる「岡寺(龍蓋寺とも言う)」。
花の寺としても知られ、さらには、花の見せ方も素敵なお寺です。
甘樫の丘の近くにある「向原寺」。
ここは、前身が、日本最古の尼寺である「豊浦(とゆら)寺」と伝わっています。
さらに、その近くにあるのが「伝・小墾田宮跡」。
推古天皇の宮として名高く、その後もちょくちょく日本書記の中で言及されている、歴史的にも重要な宮なのですが…。
今は、一本の木が残るのみ。
ですが、後ろの畝傍山とのコラボが、いい感じではあります✨
また、古墳もたくさんあり…
「石舞台古墳」は、飛鳥時代屈指の政治家の一人といわれる「蘇我馬子」の墓とも言われています。
「高松塚古墳」は、被葬者は不明ですが、彩色された壁画が発見されたことで、有名です。
「中尾山古墳」が、発掘調査の結果、真の「文武天皇陵」として一躍有名になったことは、記憶に新しいですね。
こちらも、発掘調査の結果、真の「皇極・斉明天皇陵」として知られるようになった「牽牛子塚古墳」。
皇極・斉明天皇は、天智・天武天皇の母で、この古墳には娘の間人皇女とともに合祀されているようです。
最近、新たに整備され、新しい観光スポットとして、注目を集めています。
他に、遺跡もたくさんあります。
「飛鳥宮跡」からは発掘調査の結果、後飛鳥岡本宮・飛鳥浄御原宮・飛鳥板蓋宮・飛鳥岡本宮などの複数の宮跡が発見されています。
また、乙巳の変の際に、この「飛鳥宮跡」で暗殺されたという「蘇我入鹿の首塚」は、飛鳥寺の近くにあります。
ここは、今でもお供えのお花が絶えません。
他にも、明日香村には、奇石が多く…
「亀石」。
謎の巨石で、名前の通り、確かに亀のように見えますね💦
「鬼の雪隠」。
もともと石棺だったのでは?…と言われている巨石です。
ちなみに「雪隠(せっちん)」とは、便所のことです(;^ω^)
「二面石」は、聖徳太子誕生の地とも言われている橘寺境内にあります。
善と悪の両方の顔が、背中合わせに彫られていると言われています。
そればかりではなく、自然もたくさんあります。
何となく懐かしい気持ちになる景色が目の前に広がります✨
けれど、のどかなだけではありません。
曽我蝦夷・入鹿親子の屋敷があったと言われている甘樫丘からは、飛鳥一円のみならず、大和三山など、飛鳥より北の方角もよく見通せます。
岡寺はもともと、天武天皇の皇太子であった草壁皇子が住んでいた場所です。
このように、景色がいい=見晴らしが効く
…ということは、それだけ、敵の来襲に備えて見張っておかないといけない…という一面もあるように思えます。
飛鳥時代は、中央集権国家が成立する前の時代だっただけに、政権の安定という意味ではまだまだだったのかもしれません。
まとめ
今回で、クマ子的奈良県おすすめスポットの第2位とともに、第1位もご紹介するつもりでしたが、明日香村を語ると止まらなくなってしまいました💧
申し訳ありません(>_<)💦
次回こそ、第1位をご紹介したいと思っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>