奈良まほろばソムリエ検定の試験が終了し、その後の、年度末の怒涛のような仕事の波も何とか泳ぎ切り、少し落ち着いたので、ブログを再開いたしました<(_ _)>
なんと半年振りの更新となりました(@_@)💦
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ブログ休止中も、自分の中では、いろいろと書きたいと思う内容がたくさん湧き上がってきていました。
今回は、満開の桜からインスピレーションを得たお話です。
※洋楽好きの方はぜひ!聴きながらお読みください🎵
クマ子の現在のお気に入りの一曲です(=゚ω゚)ノ
春なのにラテンですが、ラテンは聴くと、気分が上がるしかないので、特に、あんまり元気がない時は聴くようにしています✨
Camila Cabello - Bam Bam ft. Ed Sheeran
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毎年、桜が開花するとワクワクするくせに、いざ散り始めると寂しさが湧き上がってきてしかたがなかったクマ子💦
その感情は、4年前に一人息子が、会社の寮へと出発するために我が家を出た日に起因します。おめでたいけれども、私の人生の中で1,2を争うくらい寂しい日に、桜が満開だったからです(ノД`)・゜・。
しばらく寂しくて寂しくてたまらなかったのですが、満開の桜が散った後、また寂しさが込み上げてきたことを、この時期になると思い出します。
まるで、心の中にぽっかりと穴が開いたかのような気持ちになりました。
あれから4年…。
息子がいない状態にも慣れ、日がな薬で、時間の流れとともに落ち着いてきて、今度は自分の人生を充実させるために、前向きに生きています✨
そんな中、世間では、コロナの大流行やロシアとウクライナの戦争など、さまざまな出来事が起こっています。
けれど、コロナで世界が悶々としていても、戦争が起き第三次世界大戦になるのでは…とも危惧されているような状況になっても、桜の木は変わらず美しい花を咲かせてくれます。
その姿を見続けていると「来年も必ず咲いてくれる❣」という信頼感が湧いてくるのです。
何かを信じる…という行為は勇気が要ります。
信じて裏切られた時に、自分は果たして受け止めることができるのだろうか。
裏切られるくらいなら、最初から信じない方がマシ…💧
若い時は、よくそう思っていました。
でも、ジタバタしても、クールな人間を演じてみても、結局幸せには繋がらない…。
そういった経験を幾度も重ね、こんな自分では嫌だと思い、いろんな本を読み、映画を見て、自分が辿り着いた答えは「信じて委ねる」でした。
心配して、上手くいかなかったことばかり考えていると、自分の潜在意識の中に上手くいかない状況が、克明に刻まれていき、それはやがて現実となります。
けれど、なりたい自分、なりたい未来をイメージし続けると、同じように自分の潜在意識に、なりたい自分が刻まれていきます。
言葉にするととても簡単なことだけど、人間は太古の昔から、外敵から身を守るために、最悪の状況を常にイメージする遺伝子を持っています。
また、自分の想像を超えるショックを受け止めるために、どちらかと言えば悲観的な脳の造りになっているように思います。
だから、いつも、プラス思考でいるというのは、実はたいへんな鍛錬が要ります。
それでも「こんな自分は嫌だ…」と思うような経験を何度も繰り返して、私もやっと「信じて委ねる」ということができるようになりました。
そしてそれができるようになると、全ての人と…という訳にはいきませんが、少なくとも自分の周りの人との関係はとてもスムーズにいくようになり、今ではかなりのノーストレス状態になっています✨
だからもう、綺麗な桜が散ってしまっても大丈夫。
また来年も必ずこの景色が見れると信じ、「咲いてくれてありがとう」と感謝して、次の新緑の季節を心待ちにしています。
若い時は、お金持ちになれたら幸せになれる、素敵な男の人と結婚できたら幸せになれる…と、恥ずかしながら思っていました。
でも、たとえお金があっても、素敵な旦那さんや彼氏がいても、その状態を「幸せ」と思えなければ意味がない。
「自分は幸せ」と思えることが幸せ…
そんな当たり前のことに気づくのに半世紀もかかりました💦
それが早いのか遅いのかはわかりませんが、気づけたことに感謝して生きていきたい…今はそう、考えています。
※文中の写真は全て、クマ子が撮影した2022年の奈良県内の桜です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>