クマ子の卒母DIARY

卒母…ちょっと寂しいけれど、明るく楽しく毎日を綴ります

ブログをやっていたらアラフィフ就活に役立った件

前回までの記事では、

私が勤めていた会社が閉鎖になり全員解雇ののち☟

www.xkumaco.com

失業生活中に今までやりたくてもできなかったことにトライし、

パートではあるが、やってみたかった未経験の仕事に採用される☟

www.xkumaco.com

という過程を書かせていただきました。

 

今回は、アラフィフクマ子に信じられないことが起き、それが、ブログをやっていたことが原因だったことを書いてみたいと思います。

たとえブログで収入を得られなくても…他に得れるものはありました(・ω・)ノ

 

  

ダメもとで正職員採用試験を受けることに

失業給付受給期間の終了間際に、ハローワークである求人情報を見かけました。

とある市町村の観光協会の正職員募集のお知らせでした。

アラフィフ就活奈良まほろばソムリエ検定にトライ中の私にとっては、願ってもないお仕事。

けれど、私には、観光に携わる仕事の経験は全くありません。

それに、まるで公務員のような給料体系だし、

ハローワークのみならず、いろんなところでも募集案内を出しているみたいだし、

年齢制限も60歳までだから、きっと大勢の人が受けに来るハズ。

しかも私、アラフィフでございます(・∀・;)

まあ、受からない理由しか思い浮かばないですが…。

 

失業給付受給期間中にも、観光に関わる仕事をしている、とあるNPO法人の求人に応募したこともあるのですが、書類選考であっさり落とされました💦

 

でも今回の、一次試験は、適性検査です。

これは、応募してちゃんと書類を出せば、60歳までなら、受けさせてはもらえます。

きっとダメだろうけど、このタイミングで、この求人を目にしたのも何かの縁、受けてみるだけはやってみようと思い、願書を出すことにしました。

試験日は、約2ヶ月後でした。

 

 

一次試験の適性検査の勉強に苦しむ

さて、生まれて初めての適性検査。

 

ネットで調べ、問題集の本を買い、やってみたところ…

絶望しかない…(゚Д゚;)

 

なぜなら私、極端な文系人間で、数学はおろか算数も怪しいレベル(・∀・;)

そんな私に、三角形の面積とか、連立方程式とか、学生時代でも無理だったのに

出来るわけない~(@_@;)!

 

この2週間が、自分にとって地獄でした。

しかも、奈良まほろばソムリエ検定奈良通一級の試験日が迫っているのに、そっちの勉強を保留にして、受かるはずがない方の勉強をしないといけない…。

 

結局、全然出来る気がしないまま、一次試験当日を迎えます💦

 

 

一次試験・適性検査で

試験会場に行ってみると、20人ほど来ていました(採用されるのは1人)。

私よりも年上の方もおられますが、もちろん若い男性も女性の方も多い!

やっぱり、受かるわけないやん~と諦め、

問題を見て、さらに諦め…

 

案の定、数学の問題が多くて、私が興味がある観光の問題なんて全然出ませんでした。

 

不合格はしかたないけど、観光協会なのに数学の問題が出来なくて落とされるなんて悲しいな…と思いながら帰宅しました。

アラフィフ就活

結果は一か月後。

その後は、この適性検査のことも忘れ、奈良検定の勉強の遅れを取り戻すべく、必死でした(~_~;)

奈良通一級の試験は、前日までギリギリ勉強して、やっとクリア…という有様…☟

www.norikuma2.com

 

ところが、ある日、郵便ポストの中に封書を見つけました。

開封すると「二次試験」にお越しください…という信じられない文字が!

適正検査は、4択だったので、まぐれが功を奏したとしか思えません(゚Д゚;)

 

二次試験は、二週間後。

小論文と面接です💦

 

二次試験会場でブログを書き続けた成果が出る

小論文と面接なんざ、対策のしようがないぜ(・ω・)

とばかり、開き直ったクマ子は、とにかく家を出ました。

 

会場に着くと驚き…

なんと、二次試験に残ったのは4人、しかも私以外は、すべて男性(きっとみんな年下)でした(@_@;)

 

ますます、ダメだ、受からんな~という気持ちになりながらの小論文試験です。

しかし、ここで!

ブロガーの能力を発揮!

 

渡されたのは原稿用紙2枚、制限時間は1時間です。

お題は、私の大好きな「観光について」でした。

いつもブログを書いているから、800文字なら、余裕ですよね🎵?

それが、得意な分野だったので、なおさら筆が進みます。

時間が余り過ぎて、原稿用紙の配置をよくするために書き直す時間があったほどでした。

この1時間は、なんだかとても楽しかったです(;^ω^)

アラフィフ就活
その後の面接でも、結局、小論文のテーマと同じような内容を中心に質問されました。

面接は、1対6。

6人もの方に、順番に、割と深くまで質問されたので、通常だったら、ものすごく緊張していたと思います💦

ですが、先に小論文の試験があったため、自分が話す内容を整理することができたので、すらすらと答えることができ、その上で、自分の考え方も乗せた発言ができました。

 

自分に出来ることはやった~(;^ω^)!

そんな感慨に浸りながら、家に帰りました。

普通に考えたら、若い男性を採用するよね~と思い、今回の経験を今後に生かしていこうと思いました。

 

ビックリの分厚い封筒が届く

それから二週間が過ぎたある日…

郵便ポストに分厚い採用通知が入っていました\(◎o◎)/!

ビックリし過ぎて、騙されているのではないかと疑い、採用通知にお返事をしたのが一週間後…という謎のヘタレぶりでした…💦

 

アラフィフ就活20人もいる中で、わざわざ、未経験者のアラフィフ女性を採らなくても…

 

それでも、採用された理由を自分なりに考えてみると…

ブログをやっていたことが、一番大きいのかな…と。

 

底辺ブロガーなので、あんまり更新していませんが、それでも、

どういう風に書いたら、読んでもらえるか・伝わるか…ということ、

また私はあまりできていませんが、SEOを考え、キーワードに知恵を絞り、構成を考え…

そういうことをずっとしてきているから、ブログを始める前に比べると、知らず知らずのうちに格段に文章力は上がっています(最初の頃の文章は本当に酷かった)。

 

私は、ブロガーの方で、もしも転職や就職を考えている方であれば、小論文などが試験にある仕事をターゲットにするのは、一つの方法ではないかと思います。

 

それに、こういう経験は私だけなのかもしれませんが、面接の時に「ブログをやってます話」をすると、面接官の方によく食いつかれます。

別に、会社がブログを書いてほしい訳でもなく、私のブログ自体に興味を持っているわけでもなく…なんですが(笑)。

何となく、PCのことをよく知ってそう…とか、WEBのことに詳しそう…とか、最新の話題を知ってそう…とか、感じてもらえるんでしょうか(;^ω^)

 

また、はてなブログならでは…だと思いますが、はてなの交流があるので、他の方のブログを見に行く機会がとても多いこと。

私は、これによって、自分の話題がものすごく広がったり、みんなの会話に入っていける機会が増えたりしたので、対人関係において、大いに役立っています。

そのあたりの蓄積が、面接でも役に立ったように思います。

そうでなければ、アラフィフクマ子が採用された理由がわかりません💦

 

まとめ

こうして、クマ子の再就職活動は終わりを迎えました。

ブログをやっていなければ、本当に、この結末はあり得ませんでした。

 

あとは、前回の記事にも書きましたが、失業給付受給期間中に、自分のやりたかったこと(奈良検定・TOEIC)に挑戦したこと。

これは、今回の職種を選ぶ上での、アドバンテージは大きかったと思います。

…が、なんちゃって英語をどうにかしないと…というレベルなので、採用された今は、勉強の必要性に迫られ、さらに追い込まれておりますが(・_・;)

 

それと、失業給付受給期間中に思ったことがあります。

友達と遊びに行ったり、家族と話をしたり…という日常はとても支えになりますが、それでも、やはり、どこかの組織に所属していないと、人間は不安になってしまいます。

 

私の場合はたまたま、6年前から続けているエアロビクスがあり、そこに行きさえすれば、知っている人がたくさんいて、失業の話も、再就職の話も聞いてくれるという環境がありました。

中には、いい再就職口を紹介してくれた人も、数人いました(自分のやってみたい職種ではなかったので丁重にお断りしましたが…)。

習い事ではありますが、一組織への帰属が、失業期間中を精神的に支えてくれていたように思います。

アラフィフ就活そういう意味では、はてなブログやTwitterにも仲間がいるから、とても支えられました。

 

何もなく、平日の昼間にずっと家にいたら、きっと鬱になっていたのではないかと思います( ゚Д゚)

 

 

新年度から、念願の観光関連の仕事に就きます。

何の因果か、コロナで一番厳しい時にです💦

ですが、自分がやりたかった仕事なので、出来るだけ頑張ってみたいと思います。

 

私の甥っ子が、この4月から新社会人になるのですが、私も彼と同じタイミングで「新人」です(;^ω^)

 

仕事に慣れるまで、ブログの更新や、皆さんのブログにお邪魔することや、Twitterもあまりできないかもしれませんが、温かく見守っていただければ幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>