実は、時間が出来たら挑戦してみたいことのうちの一つに、TOEICがありました。
とは言え、学生時代に英語の勉強をしてから、四半世紀あまり…(汗)。
もちろん、記憶力も衰えてきていますし(昨日の晩ごはんを覚えていないとか・笑)
受験料が無駄になるだけなのでは?とか、さんざんマイナス思考になり…(~_~;)
それでも、ケチケチクマ子だから(笑)、申し込んでしまえば、お金がもったいなくて頑張るしかなくなるかも?と、自分を追い込むところから始めてみました(;・∀・)←どMの疑い
結果は…
約半年で、175点アップしました(990点満点です)。
とは言っても、全くもって、自慢できる点数ではありません。
この記事は「こんなふうに勉強したら、900点は取れます!」みたいな記事ではありません。
あくまでも、普通に日本で暮らしていたアラフィフが、この歳でTOEICに挑戦したらどうなるか…というお話です(;^ω^)
英語がペラペラの方は、スルーしてくださいませ(;´・ω・)
ただ、TOEICに興味をお持ちの方で、受験をためらっている方の参考になれば…と思い、勉強の過程をレポートします。
※実はこの記事、別ブログ「クマ子の奈良歩き」の方で、ブログを始めたばかりの頃にアップしていたことがあるのですが、アドセンス対策で削除しました。
全部で3記事あったのを、一つにまとめてみました(;^ω^)
- TOEICとは
- なぜ、TOEICのテストは手強いのか?
- TOEIC受験してみた結果
- 私にとってのTOEIC受験の意味は…
- やってみた勉強方法・Listening対策
- やってみた勉強方法・Reading対策
- まとめ
TOEICとは
TOEICとは、英語でのコミュニケーション力を
判定するための世界共通のテストのことをいいます。TOEICは、財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が運営、
TOEICの試験概要、受験案内などの情報も提供しています。外資系企業をはじめとして、英語力を求める多くの企業では、
採用選考の際の英語力の目安としてTOEICのスコアを用いています。web「コトバンク」より引用
現在は「Listening&Readingテスト」が主流になっていますが「Speaking&Writingテスト」もあります。
受験者数が多い「Listening&Readingテスト」の時間及び点数配分は、
リスニングテスト 制限時間45分 100問
リーディングテスト 制限時間75分 100問
となっています。
スコアの目安ですが、いろんな情報を総合すると、ざっくり以下のようになるようです(満点は、一般的なテストと違い、990点です)☟
~595点 日常会話なら まあまあ
600~695点 日常会話に問題がないレベル
700~795点 簡単なビジネス英語ならOK
800~895点 ビジネス英語OK
900点~ 専門的な英語もOK
また、履歴書に書ける目安としては、TOEIC試験結果の全体の平均点以上、つまり、約600点以上と言われており、これ以下であれば、履歴書に書くとかえってマイナスになってしまうこともあります(応募する業種・職種にも依ります)。
あと、試験は年に10回行われます。
会場は、全国各都道府県で行われますが、その時の応募状況によって、会場を振り分けられるので、常に家から最寄りの会場を選べるわけではありません(それでも出来る限り、自宅近辺の会場を指定されます)。
また、受験料は、6,490円(税込)です。
私が一昨年、初めて受けた時は、5,725円(税込)でしたので、物価の上昇とともに、かなり値上がりしていますね(・_・;)
物価の上昇に、給料が追いつきませ~ん(ノД`)・゜・。
なぜ、TOEICのテストは手強いのか?
ずばり…
問題数に比べて、時間が足りない試験なのです!
最初に練習問題をやった時「こんなに余裕のない試験は初めて…」と思いました(@_@;)
例えばリーディングテストの最初の方にある約30問の理想的な解答時間は、1問あたり20~35秒とかです(--〆)何言ッテルノカ意味ワカラン
例を挙げるとこんな感じの問題です☟
The cheif architect has assured investors that construction of the Kilgore Opera House will ----- as planned.
A. assume
B. pursue
C. proceed
D. initiate
正解:C 「TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問」より抜粋
ちょっと考え込むと、あっという間に30秒なんて経ってしまう…(>_<)
とにかく、ゆっくりと答えを考えている暇はなく、次から次へと問題を解いていかないと、いわゆる「塗り絵」(時間が足りず、当てすっぽうでマークシートを塗ること)となってしまう解答が増えます。
全問4択のマークシート方式ですが、やはり確率の問題から考えても「塗り絵」は効率の悪い作業です( ;∀;)
また、リスニングテストの方も、問題は一度しか流してもらえないので、聞き逃したらアウトです…
とにかく、こんなペースの出題が、2時間みっちり休憩なしに続きます。
私の周りで、900点以上取った人も「TOEICの試験は、時間に余裕がないから、しんどい」と言っていました。
しかも、わたくしアラフィフでございます( ̄ー ̄)
2時間も集中力ありませ~ん…
TOEIC受験してみた結果
さて、そろそろ、留学経験もない、ただのアラフィフクマ子が、この歳になってから、英語の勉強をして、TOEICを3回受けた結果を開示しましょう(・ω・)ノ←何故カ エラソー
2018年11月18日 510点
2019年3月10日 595点
2019年5月26日 685点
…「へぼっ!」と、思いましたわね~
その通りです( ̄▽ ̄;)
最初に、ちろっと勉強して受けて、全然時間内に解けなくて、帰り道ヘロヘロになり…
1か月後に、送付された結果を見て、真っ青…だった自分。
このままでは、まずい…と思い、2回目に向けて勉強を開始しました。
私にとってのTOEIC受験の意味は…
英語で、ネイティブの人たちと少しでも会話が出来るようになりたいこと。
洋楽が大好きなので、歌詞をちゃんと把握したいこと。
いざという時に、履歴書に書けるレベルにしておきたいこと。
etc…
受け始めた理由は、ざっとこんなところ。
そのためにも、最低600点以上、出来れば700点以上…が、第一目標です(;^ω^)
やってみた勉強方法・Listening対策
最初に、勉強を始めた頃に、私が使ったテキスト☟
この「究極の模試」には、模試の問題の音声が付いています。
それを、スマホにダウンロードし、運動も兼ねて、近所を散歩し、 その際には模試の音声をずっと聞いていました。
そして、100円ショップのダイソーで、単語帳を購入し、わからない&あやふやな単語を書き出して覚える…を繰り返し…
少しでも、判別できる単語を増やす努力をしました。
とは言え、勉強時間の確保は、仕事と家事の合間を縫って1日せいぜい1時間くらい、試験2週間前にも、1日に2時間くらいがやっとでした。
1回目のTOEIC受験で、さっぱり聴き取れなかったリスニングテスト。
前回の勉強不足を痛感した私は、「究極の模試600問」の本を使って、模試2回分の復習をやり、わからない単語をしっかり覚えること、またリスニングテストの問題を各10回以上声に出して読み、会話の感覚を叩き込みました。
一番役に立った模試の本はコレ☟
解説がとても詳しいし、 試験本番での時間配分もバッチリ体得できます。
どれか一冊しか本が購入できないなら、私は、コレ!です(笑)。
そんな、悪戦苦闘する日々が続いていたある日。
突然、驚くほど、リスニングの問題が聞き取れるようになったんです!
まさに自分でも耳を疑うほど…
英語の勉強を毎日、だいたい平均してリスニング30分・リーディング30分の1時間、を4か月近く続けた結果…
私みたいに、学生の時に勉強してから四半世紀たった人間でも、
記憶力が衰えつつある人間でも、結果がでた瞬間です。
ちょっと嬉しい(照)。
それからというもの、リスニング問題をやるときの苦手意識が減っていき、自信の一つとなりました。
そして、2回目TOEIC受験でのリスニングテストでは、だいぶ点数が上がりました。
3回目受験に向けては、どちらかというとリーディングテスト方が苦手意識は強かったので、リスニングテスト対策には、あまり手が回らず、現状維持でいくのが精いっぱいでしたが…
ある日、ふと、テレビから流れてくる英語(イギリス人の男の人が喋っていて、画面に日本語の字幕が出ている番組)に反応している自分に気づきました。
今まで、聞き取れていなかった、日本語じゃないから自分が理解する必要はない、とばかり無意識に聞き流していた英語がわかるようになった瞬間でした。
あと、洋楽が好きで毎日たくさん聴いているのですが、そちらも、わかるところは歌詞が理解できるようになってきました。
本当に嬉しかった。
やってみた勉強方法・Reading対策
とりあえず最初のReading対策として、このテキストを使いました☟
お話にならなかった1回目のTOEIC受験の時とは違い、2回目は、リスニングテストが、手ごたえがあり…何とかなるかと思ったのですが、
リーディングテストは、やっぱり時間が足らない…圧倒的に足らない…
結局、25問くらい、当てすっぽうでマークシートを塗る、いわゆる「塗り絵」といわれる状態がまた続きました。
リーディングテストが「塗り絵」になると、点数はガタ落ち…
でも、模試をやる時でも、時間をかけて全問を解くと、私でもけっこうな正答率になるんです。
それに、リスニングテストに関しては、仮にあまり内容がわからなくても、45分間問題が放送されるので、自動的に全問題を解くことになります。
45分間、聴き逃すことができない英語を、絶え間なく聴き続けると、放心状態にはなってしまいますが…(+_+)
問題を全部、ちゃんと解答できる…というのは、実はけっこうなアドバンテージなんです。
ペース配分を考えることなく、問題に取り組むことが出来ますから。
これは、リーディングを何とかしないと…という課題が見えたので、さらにもう一冊テキストに挑戦☟
この問題集は、1問やるごとに時間を計って(TOEICリーディング問題を時間内に全問解くためには、1分間に150語読むスピードが必要、と言われています…ひえ~・汗)、速読する能力を、意識的に伸ばすことを目指して作られています。
1分間に150語、なんて私ごときではとても無理なのですが、自分の得意な分野の問題と苦手な分野の問題、の切り分けが出来るようになりました。
本番の試験では、1分1秒も惜しいくらい時間が足りないので、「無理!」と割り切って、何となくコレかな?と思う答えをマークして、とっとと次に行く、という行動が大事になります。
自分がわかる問題に時間をかける…ということが大切なのです。
そういう意味で、この問題集は重宝しました。
問題集をやったからと言って、そう簡単には、スピードは上がりませんでしたが、それでも、毎日少しずつ…を積み重ねていくうちに…
3回目のTOEIC試験1週間前に取り組んだ模試で、2回やってみて2回とも、制限時間内に解くことができ、予想スコアも710点まで上がりました( ;∀;)ヨウヤク…
そして3回目は、初めて本番の試験で、制限時間内に全問解くことができました!
今までやってきたことが自信になって、「焦らなくても大丈夫」と自分に言い聞かせ続けることが出来たことで、リスニングを聞き逃しても、次の問題から焦ることなく取組めたこと、またリーディングでのペース配分がうまくいったことが秘訣になったと思います。
まとめ
1日平均30分から1時間の英語の勉強を毎日欠かさず、約半年間続けること。
とりあえず、この方法で、半年で175点アップしました。
英語は語学なので、一日わずかでも、たとえ10分でも、積み重ねていけば、そのうち芽が出ます。
アラフィフでも、大丈夫です!
その代わり、やらない期間が長くなると、また最初からやり直し…になってしまう危険性と隣り合わせです(まるで、ダイエットみたい💦)
あとは、TOEICに限って言えば、問題構成が独特なので、模試や試験で場慣れすることも大切だと思います。
ようやく、何とか履歴書に書ける点数にはなりましたが、ある程度使えるようになるには、まだまだです(・_・;)
これからも引き続き、勉強を続けて、もう少し自分の状況が落ち着いたら、またTOEICに挑戦したいと思います(・ω・)ノ←イツヤネン?
それまでは、効果的な英語の学習方法をたくさん紹介してくださっている、塾パパさんのブログを参考にさせていただき、英語の勉強を続けようと思います☟
尚、別ブログ「クマ子の奈良歩き」の最新記事では、奈良県大神神社のご神体山への登り方と桜が見れる展望台をご紹介しております。
こんなご時勢なので、ぜひ、見るだけでお出かけをどうぞ☟
最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>