クマ子の卒母DIARY

卒母…ちょっと寂しいけれど、明るく楽しく毎日を綴ります

織田信長と斎藤道三の見た景色・岐阜城を訪ねて

前回は、岐阜県の「麒麟がくる 大河ドラマ館巡り」の時のことを、記事にさせていただきました☟ 

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最後に訪問した「麒麟がくる 岐阜大河ドラマ館」は、岐阜公園の中にあり、そこには、岐阜城と金華山ロープウェイがあります。

 

実は、織田信長びいきのクマ子にとって、岐阜の旅でのメインディッシュは、間違いなく「岐阜城」だったのでした(笑)。

今回は、戦国時代の名城・岐阜城の様子をレポいたします( ̄▽ ̄)♬

 

 

「岐阜城」に対する憧れ

司馬遼太郎の「国盗り物語」を読んでからというもの、「稲葉山城」に行ってみたいと常々思っていました。

また、戦国時代を扱ったドラマを見ていると、織田信長が登場する作品では、よく「岐阜城」が、物語に出てきます。

私は、織田信長が「天下布武」を掲げたお城である「岐阜城」にも行きたい❕…とも思い続けていたのですが…

 

調べてみると、「稲葉山城」と「岐阜城」は同じでした(;^ω^)💦


斎藤道三を始めとする斎藤家が城主だった頃は「稲葉山城」と呼ばれ、のちに織田信長が美濃を攻略し、稲葉山城に入る時に、城の名前を「岐阜城」と改めたそうです。

 

クマ子の脳内で二つの名前が繋がり「な~んだ(・∀・)」と納得(笑)。

私の中で、一度行けば二度美味しい?お城と認識されました( ̄▽ ̄)♬

 

いざ、岐阜公園へ❕

さて、岐阜城のある岐阜公園の入口では、馬に跨った凛々しい、若かりし頃の信長さまがお出迎えしてくれます。

岐阜公園

岐阜公園の入り口


門の後ろにそびえる岐阜城の天守閣。

岐阜城が建てられているこの山の名前は「金華山」と言います。

岐阜公園

金華山 赤丸は天守閣

 

とても、よき名前🎵

その姿を見ていると、だんだんテンションが上がってきます。


とりあえず、岐阜城の天守閣に向かおうということで「金華山ロープウェイのりば」へ。

岐阜公園

ロープウェイ乗り場への門

 

斎藤道三の紋の旗がチラホラ。

岐阜公園

斎藤道三の家紋


そう、大河ドラマ「麒麟がくる」で、すっかりおなじみになりましたね✨

岐阜公園

金華山ロープウェイ乗り場へ


建物に入ると、元木道三が迎えてくれます✨

岐阜公園

やはり、男前じゃ(´艸`*)♡

 


ロープウェイは15分おきに運行されています。

お土産物売り場も充実しているので、ストレスなく待つことができます。

 

ロープウェイに乗れる人数は、コロナの為人数制限されているようですが、私が行った時(お盆明け)はそれほどお客さんはおらず、スムーズに乗ることができました。

 


さて、出発で~す♪

まるで、遠足にきた幼稚園児のようにワクワク。

岐阜公園

ロープウェイからの景色


ロープウェイはぐんぐん上っていきます。

5分ほどで到着しました❕

岐阜公園

岐阜城へ

 

金華山の頂にある岐阜城

岐阜城へと、歩いて行きます🎵


ちゃんと、お城と一緒に写真が撮れるスポットがあり…

岐阜公園

「岐阜城」の看板とともに

岐阜公園

岐阜城の天守閣

 


岐阜城の入口でも、大河ドラマ館と同じく、検温や消毒に連絡先記入などの、コロナ対策をされていました。

岐阜公園

岐阜城入り口横


順路に沿って、天守閣へと階段を上っていきます。

岐阜公園

織田信長像


途中の展示も、なかなか面白く、この時代に興味がある方なら、じっくりと時間をかけて見たくなるような内容です。

岐阜公園

 

岐阜公園

天井の絵画

 


さて、天守閣に到着しました✨

岐阜公園

そこから見えるのは、斎藤道三と織田信長が見た風景。

岐阜公園

329mの金華山から見下ろし、長良川を眼下に収める…。

ここからなら、敵の来襲などもよく見えますね。

岐阜公園

長良川の行きつく先は、太平洋です。

美濃にいた斎藤道三は、海にどれだけ憧れたことでしょう。

岐阜公園

彼方に太平洋がある

また、信長は、この地から京の方を眺め、天下統一への道しるべとしたのでしょうか。

本当に雄大な景色です✨

この天守閣に立つと、いろいろと妄想…もとい(笑)…想像が、脳内を駆け巡ります(*''ω''*)

 

 

岐阜城は、本能寺の変で織田信長が斃されてからも、城主を変えながら存在していました。

しかし、関ケ原の戦いの前哨戦で、信長の孫である織田秀信(「清須会議」で豊臣秀吉に担がれたことで有名な「三法師」です)が西軍についたために落城し、その後、徳川家康によって、岐阜城は廃城とされ、代わりに、近くに「加納城」が築造されました。

 

徳川の世になり、織田信長のシンボルを保存しておくことは、良策ではないと考えたのでしょう。

 


というわけで、現在ある天守閣は、1956年に再建されたものです。

 

それでも例によって、石垣は、その当時のものが残されています。

岐阜公園

石垣のところから天守閣を見上げる


クマ子の石垣萌え~が始まります(;^ω^)

岐阜公園

古くからある石垣


岐阜城から出ると、石垣を見てまた興奮(笑)。

 


ところで、この金華山の頂上へは、ロープウェイだけでなく、登山道もあります。

ただし、ルートによってはかなりキツそう…。

特に「馬の背登山道」は、健脚な人や登山慣れしている人でないと厳しいみたいです💦

「金華山登山コース」についてはコチラ 

岐阜公園

この下に「馬の背登山道」がある


でも、ここを覗き込むと、この稲葉山城に攻め込む時は、本当に大変だったんだろうということがよくわかります💦

 

また、城を守る時は、頂上から、槍や矢を降らせたり、石を投げつけたりしている限りは、負けるはずがない気がします…

が、投げるものが無くなった時、兵糧が尽きた時は、落城を待つばかり…になってしまうのでしょうね(゚Д゚;)

 

岐阜公園

本丸の井戸

 

他にも、堀切や、井戸の跡などがあり、石垣と同じく、往時を偲ぶことができます。

岐阜公園

堀切

 

岐阜城へのアクセス

《岐阜城・観覧情報》

〒500-0000 岐阜県岐阜市金華山天守閣18

電話番号 058-263-4853 

時間 9時半~17時半(3/16~10/16)

   9時半~16時半(10/17~3/15)

   ただし元旦は、6時半~16時半

年中無休

料金 大人200円 小人100円

駐車場 普通乗用車179台

(駐車位置によって料金が違うのでHPでご確認ください)

「岐阜城」についてはコチラ 

「金華山ロープウェイ」についてはコチラ

JR岐阜駅・名鉄岐阜駅からバス「岐阜公園歴史博物館前」下車、徒歩1分

 

まとめ

今回「麒麟がくる」大河ドラマ館を見て回りましたが、私が、戦国の三傑で一番好きなのが織田信長です(とは言え、その時々によって、よく変わるんですが・笑)。


そういう観点からみると、明智光秀は、信長の仇ではあるのですが…


それでも、織田信長の天下統一事業の中で、明智光秀の存在は大きく、やはり彼がいなければ、上洛などの戦略は、かなり厳しかったと思うのです。


そう考えると、今の大河ドラマ「麒麟がくる」は、本当に見ごたえがあります✨

岐阜公園

岐阜市内の夕焼け

 

奈良県民であるクマ子にとって、地元は歴史の宝庫なのですが、戦国時代を偲べるのは、やはりこの、三傑を生み出した東海地方が一番のように思えます。


次回は、「織田信長の足跡を追う旅(いつの間にか、大河ドラマ館巡りから変わってる・笑)」最後のレポで、金華山ロープウェイを下ってからの様子などをお伝えします( ̄▽ ̄)

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございましたm(__)m