クマ子の職場は、観光案内所。
そこには、無料で対応してくれる観光ボランティアガイドさんも、たくさんいらっしゃいます(現在は、新型コロナウィルス感染症の感染急拡大のため活動停止中)。
このボランティアガイドさん達のことは、以前、記事にしたこともあります☟
前回は、ボランティアガイドさん達の高齢化が進んでいるにもかかわらず、生活のために働かないといけない高齢者の方が増えているために、成り手が減っている問題について書かせていただきました。
今回は、無料のボランティアガイドさんの「無料」の意味について、いろいろ考えたことがあったので、記事にしてみたいと思います。
無料の観光ボランティアガイド
私の職場の案内所を事務局にされている観光ボランティアガイドさんは、無料で且つ質のいい案内をされる…ということで、観光客の方から、とても人気があります。
ガイドを依頼されたお客様を観察していると、大半は、ガイドの内容に感動し、ガイドさんに感謝されて帰って行かれます。
中には、帰宅された後、お礼状を出されたり、自分の地元の特産品を送ってきてくださる方もおられます。
ルールを守れない人は存在する
ただし、中には強者もいます。
連絡なしで、遅刻してこられる方・当日ブッチする人など。
酷いケースでは、予約時刻の4時間前に到着し「ヒマだから、今から案内してほしい」という人など。
そういう方々を見るにつけ、無料だから、当日キャンセルしても、自分がキャンセル料を取られるわけでもないので、いいや…と思っているのだろう…と推測しています。
でもね、
あなたがお願いしたガイドさんは、あなたに合わせて、自分の予定を調整し、ちゃんと時刻通りに来られているのですよ。
その人に、無料だからこそ尚更、申し訳ないとは思わないんですかね?
と、その方たちに対して思うことしきり…
年齢とともに「時間」が大切だと感じる
人生の折り返し地点を過ぎた私が、最近痛感するのは「時は金なり」ということ。
どんなに地位があっても、お金があっても、時間を買うことはできません。
人間である以上「1日は24時間」という原則は、変わらない(もちろん、お金を払って家政婦さんを雇う…などの、お金で時間を買う…という方法は残っていますが)。
だから、その人の時間を無駄にする…ということは、やむを得ない場合を除き、やってはいけないと思うのです。
無料ならば尚更のこと。
自分のための時間と同じように、他人の時間も大切にしないと、いけないと思うのです。
そんな中で、ついに、今どきの日本でよく見かけるタイプのお客様が現れました💧
それは、自分はワクチンをもう二回とも打ち終わったから…と、マスクを外す人です。
もちろん、予約される際には「マスク装着必須」はお伝えしているのですが…
ガイドさんが、その方に、マスクをしていただくように丁重にお願いすると
「暑いねん、もうしんどいねん。ワクチン打ったから、もうマスクはしない」
と、熱中症の危険をちらつかせ、断固拒否。
確かに暑い時期で、熱中症も心配だし、でもコロナのこともあるし…と、なるとガイドさんも判断が難しい。
そこで、このままでは、ガイドが続けられない…とお伝えすると、
「もう、ええわ❕」と拗ねて、無断でどこかに行ってしまう(~_~;)
そんな人が現れると、ガイドさんも気分がよくないだろうし、対応にも困ってしまいますよね。
こういう人って、ワクチン接種後も、感染するし、人を感染させちゃうことを知らないんでしょうか。
何とか正しい情報(ワクチンは重症化を防ぐ等)を、理解していただきたい…と思う今日この頃です。
まとめ
…っと、話を「無料」に戻しますが、
無料のサービスを使うということは「よかった、お金が浮いてラッキー❕」という面も、もちろんありますが、無料である分、人としての対応力を求められるということだと思います。
自分に関わってくれる人の時間を、無駄なものにしないように、
心がけていても、図らずもそうなってしまった時は、ちゃんと謝れるように、
私も気をつけないと…と思わせてもらえた出来事でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>