アラフィフになってからの会社閉鎖☟
失業保険生活☟
再就職成功☟
…を経て…
幸運なことに、希望の職種に就けてから、早や5ヶ月が経とうとしています✨
今年の2月に内定をいただき、入社した4月からは、まさかのコロナ禍。
しかも、観光案内所勤務なので、仕事に影響アリアリの業種です💦
ここらで一度、再就職後の流れを綴っていきたいと思います。
アラフィフ再就職・その後は…
就いた仕事に対しては未経験のくせに、ちょっとした資格は持っていて、多少の知識はある…という、使えるような使えないような中途半端な立ち位置のクマ子(;^ω^)
ただ、この職場では、どういうことをしたらいいか、どういう知識があればいいか…ということの予想は立っていたので、何をしたらいいかよくわからず、ポカンとする…という状況は回避できました(;´∀`)←(若い時は、よくそんなことがありました・笑)
そして、どんな職場に行っても、必ず最初に存在する壁…
ここには、どこに何があるか(替えのセロテープやお茶パックの場所など)、伝言の伝え方(メール・手書きメモなど)など、職場の掟として、絶対に聞かないとわからないことを、早い時期に、雑談を交えながら聞きまくっておく。
職場のルールを習得しつつ、交流を深める…
という、年の功を生かした技を使い、間違えた時には即座に「ごめんなさい」が言える状況、笑って許してもらえる状況を徐々に作っていきました(;´∀`)
あとは、大変なはずのコロナ禍の中…案内所が閉まり、事務仕事のみになった間、本来ならテンションが下がってしまうのですが…
そこは、ピンチをチャンスに変えるがごとく、これからやるべき仕事の内容を聞き、整理する時間にあてました。
まあ、いろいろ失敗しながらも、長年生きてきた経験(笑)を生かして、うまく立ち回れるようになっている…というところは、アラフィフならでは…ですね💦
だてに長い間、生きているわけではないのですのよ( ̄▽ ̄;)オホホホ…
とりあえず、何となく仕事が出来ている雰囲気を醸し出すことには成功しているような感じです(;´∀`)
ある出来事
さて、緊急事態宣言が解除になった6月以降から、観光案内業務にも、時々入るようになりました(クマ子のメインの仕事は事務系です)。
そんなある日、千葉県在住…とおっしゃる男性(声のトーンや話し方から60代後半~70代前半…と推察)からの電話を取りました。
本当は、ゴールデンウィークに友人とそちらに行く予定をしていたが、緊急事態宣言が出たので取りやめた。
でもどうしても行きたいので、7月に一人でも行こうと思っている…。
ただ、土地勘がないので、どういう廻り方がおすすめなのか教えてほしい…とのこと。
聞けば、千葉県からは電車(新幹線)で来られる予定であるらしく。
私は普段、県内を自家用車で走り回っているので、公共交通機関での案内はかなり苦手なのです。
実際、案内業務を覚える時に、一番大変だった項目が、公共交通機関のルートや時間・料金を頭にいれることでして、かなり手こずりました。
そんな状況だったので、電話を取った時は、内心では「ヒェ~(゜o゜)」と叫んでました…。
それでも何とか、自分の勤務している案内所のエリア内の観光ポイントについては、おすすめの廻り方、時間配分の仕方などは案内できたのですが、そのあと、世界遺産ポイントをもう二ヶ所回りたい…とのお申し出。
地図で見ると近そうに見えますが、実際に行くと、案外時間がかかります💦
そのあたりを説明していると、少しガッカリしたような声で「2泊3日でそこまで行くのは無理かな…。またの機会にした方がいいのかな…」とおっしゃるので、無い頭を絞り、違うルートから行く方法をお伝えしました。
すると「3日間でなんとか、自分の行きたいところは行けそうです。長時間いろいろと、説明していただいてありがとうございます!」と、とても明るい声のトーンで電話を切られてホッとしました。
その電話があったのが、6月下旬でした。
その頃は、コロナ感染者がいったん落ち着き、日本の国に、ほんの一瞬だけ「夏には、少しは移動しても大丈夫そうかも…」という雰囲気が漂った時期でした。
しかし、7月に入ってから、あれよあれよという間に感染が拡大し、7月の4連休の頃には、雲行きが怪しくなってきました💦
私も内心「あの電話の人は、旅行を取りやめるかも…」と思い、その出来事は日々の業務の中で忘れ去っていたのです。
ところがある日。
休みの次の日に出勤した時に、お客様の忘れ物を預かるコーナーのところに、折りたたまれた紙がありました。
職場の人に聞くと、前日に駐車場に落ちていたということで、紙を広げてみたら、旅行の日程が手書きでぎっしりと書かれていて、これは失くした人が困っているだろうと思って置いてます…とのこと(その紙によると、翌日にも、この案内所に来られる日程でした)。
その紙を開いてみると…
なんと、私が以前、電話で伝えた通りのコースが書かれていました。
それに加えて、乗ろうとしている電車やバスの時刻や乗り場・料金まで書かれています。
「あ…この間の電話の人だ❕」と、即座にピンときました✨
そして、仕事を始めたばかりの自分のつたない説明をもとに、ここまで下調べをして来られたのだと思うと、胸がいっぱいになりました。
その後、私が休憩時間の間に、やっぱりここに来られたそうで、その紙をお渡しすると「失くしてしまって、どうしようかと思っていました💧よかった、助かりました!」と喜んでおられ、
ウチの観光案内所を離れる際には、何度も「お世話になりました。ありがとうございました。本当に来てよかった✨」とおっしゃっていたそうで、それを聞き、私も感激しました。
こんなふうに、人に喜んでもらえた経験が、少しずつ自分の自信に繋がり、今も、曲がりながらも楽しく仕事を続けられております。
本当に、ありがたいことです(*'▽')
まとめ
とはいえ、コロナ感染拡大が進むと、当然ながら観光客は減り、GOTOキャンペーンの効果は、全くと言っていいほど感じることができない状況です。
イベントなどもほぼ全滅なので、今までとは違う新たな方法を、みんなでアイディアを出しつつ開拓し、観光業を盛り上げていく必要があります。
そんな中、一週間遅れで取ったお盆休みの時に、大河ドラマ「麒麟がくる」に影響されて、岐阜の大河ドラマ館を3ヶ所巡ってきました。
その際に、以前からの念願だった岐阜城にも行って参りました☟
10年ほど前に、司馬遼太郎の「国盗り物語」を読んでから、ずっと行ってみたかった、念願の岐阜城へ❗️
— クマ子 (@xkumaco) August 22, 2020
織田信長・斎藤道三が見た、金華山(稲葉山)からの景色を見れて感激しました✨#岐阜城 #金華山ロープウェー pic.twitter.com/mJEvpZWoUq
本当に久しぶりの遠出でしたが、非日常の空間に入っていくことは、とても楽しくワクワクしました(マスクが暑くて、ダダ汗でしたが💧)。
自分が実際行ってみて感じたこと…
それは、観光業は不要不急とはいえ、人の心を明るくし、人生を楽しくする、ある意味、かけがえのない仕事だと、その気持ちを新たにしました。
またまだ、コロナ禍は続きそうですが、初心を忘れず、頑張っていきたいと心に刻んだ1日になりました。
日に日に、物忘れもひどくなるお年頃ですが(笑)、職場の人間関係にも恵まれているので、焦らず前向きに、自分の出来ることを頑張っていきたいと思います(*'▽')✨
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m