クマ子の卒母DIARY

卒母…ちょっと寂しいけれど、明るく楽しく毎日を綴ります

魂の行方とビールと育ち過ぎたきゅうり

先日、叔父(母の兄)が、大腸がん闘病の末、86歳で永眠しました。

満月

叔父を見送った日の夜空


その時、考えたことなど…を綴らせていただきます✨

 

 

持って3週間…が3年に…

ちょうど3年前のことです。

母から連絡があり「(叔父の)調子が悪く「持ってあと3週間」と病院の先生に言われたから、お見舞いに行くで❕」と言われ、慌ててついて行きました。

 

大腸がんの手術を受けてから、徐々に弱ってきていたのを聞いていたので、ある程度覚悟の上でお見舞いに行ったのですが、その日の叔父の、それはそれは、元気だったこと(゚∀゚)❕

普通に、車いすに乗り、とても元気でニコニコしながら話をしてくれました。

お見舞い

前日も付き添っていた母はもちろん、叔母(叔父の奥さん)も本当に驚いていました。

でも、たまたまこの日だけ調子が良かったんだろう…と思っていたのですが、結局、3年後まで、元気でいてくれました。

これには、主治医の先生も驚いていたそうです…💦

こんなこともあるんですね…

 

お通夜の時に、従弟(叔父の三男)が「3年も時間をもらえたから、心の準備が出来た」と言っていました。

  

魂は何処へ

私の母は、今回亡くなった兄(叔父)と、存命の弟がいますが、もう一人、小さい時に亡くなった姉がいて、4人兄弟でした。

父親(私の祖父)は、叔父が9歳の時に沖縄戦にて戦死し(ほとんど記憶はないそうです)、もう20年ほど前に鬼籍に入った母親(私の祖母)の女手一つで育てられました。

 

祖父の慰霊の旅のことは、以前「クマ子の奈良歩き」ブログの方に上げさせていただきました☟

www.norikuma2.com

 

食べるものがなくてとても大変で、私の母の姉は、栄養失調で亡くなったくらいでした。

そんな中、兄弟の一番上として、母親を支えるために、非常に苦労したそうです。

 

叔父とは、他府県に住んでいたこともあり、最近はそれほど付き合いがあったわけではありませんが、自分の子どもを含め、兄弟の子どもを見渡しても男ばかり…つまり、従兄弟の中で私一人が女だったこともあり、会った時にはとても優しく話しかけてくれました。

 

そんなこともあり、棺に入れられている叔父の安らかな顔を見て、いろいろな思いが去来しました。

魂の行方

おばあちゃん(叔父の母)は、ちゃんと迎えに来てくれたんだろうか?

もう、75年も会っていない祖父(叔父の父)とは、ようやく会うことが出来たんだろうか…。

 

人は一生の間に、多くの人と出会いますが、やはり親子の縁は格別なもの。

 

この世だけの縁では寂し過ぎる…

 

私も遠い未来、ヤギ太(息子)が精いっぱい生き終えた時には「よく頑張ったね」と迎えに行ってあげたい…

 

親ってやっぱり、そんなものですね。

 

そんなことを考えつつ、叔父の魂がしかるべくところにたどり着いたことを願ったのでした。

 

コロナで家族葬

肝心の葬儀は、コロナの影響もあり、完全家族葬でした。

マスクをして、席の間隔は、かなりあけてあって…

それ以外は、いたって普通の葬式と変わりありませんでした。

 

緊急事態宣言の時だったら、お葬式もままならなかっただろうから、このタイミングだったのは不幸中の幸いだったかもしれません。

 

さて、お通夜のあと、親族でお弁当をいただきました。

仕事帰りに車でお通夜に駆けつけたため、ビールが飲めない私をからかいに、同じ年の従弟がテーブルにやってきて、ビール瓶を私の弁当の周りに並べだし…(;^ω^)

遂には、廊下の自販機で500mlの缶ビールを買ってきて「家に着いたらゆっくり飲んでや」と渡してくれました。

 

父親を失って寂しいくせに、気を使ってくれちゃって…

泣いてまうやないか…

  魂の行方

帰る時に、まるでマイバックを忘れた買い物客のように、缶ビールを抱えている私は浮いていて、親戚の皆さまに代わる代わる「何持ってんの?」と聞かれたけどね( ̄▽ ̄;)

 

ビールと育ち過ぎたきゅうり

さて、ビールについては、せっかくの従弟の心づくしなので、後日休みの日にいただくことにしました。

 

おつまみはどうしよう…

と思っていたら、数日バタバタしている間に、家のきゅうりが痛恨の巨大化💧

巨大なきゅうり

ヘチマ化 一歩手前のきゅうり

 

どうやら、そのまま食べても、あまり美味しくなさそう…💦

 

そこで、前々から作ってみたかったレシピに挑戦しました❣

育ち過ぎたきゅうり

自作 きゅうりのQちゃん♬


たよらこさん(id:tayorako)の「きゅうりのQちゃん」です🎵

この記事の中のレシピで作らせていただきました☟

tayorakokitchen.com

 

とても美味しくいただけました(´艸`*)

おつまみにも、ご飯にもバッチリ合いますよ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

きゅうりのQちゃん

美味しくいただきました(´艸`*)

 

まとめ

叔父の魂の行方…まじめにいろいろ考えたのに、最後に缶ビールで脱線してしまいましたね(;´∀`)

お酒が大好きだった叔父なので、きっと許してくれるだろう…と勝手な解釈をするクマ子💦

 

 

話は変わりますが、この歳になると、葬式くらいしか親戚が集うことがありません。

そのため、葬儀場では同窓会のような状況になりました(;^ω^)

 

しかしながら、コロナ禍の中では、ソーシャルディスタンスもあり、あまり話せませんでした。

故人を偲びながらゆっくりと話をし、見送るお通夜・お葬式が、少し懐かしく感じられました✨

 

最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>